募集を計画中

現在、日本の各地には『地元主催の映画祭』が2百近くあり、これらの映画祭での上映作品の多くはアマチュアが制作したものです。
地元の自治体が『町興し』の1つとして、これらの映画祭を支援していることも多いですが、次のような問題点があると思います。
(a)地元限りの行事なので集客力が弱く、その結果、上映日数も短いため、応募作品の一部しか上映できない。
(b)上映する映画館の多くは、収容人数が少なくスクリーンも小さい休憩スペースも狭いなど、映画を鑑賞するスペースとして充分とはいえない。
(c)「お祭り」としての意義はあっても、多くは事業として採算がとれない。
一方、この十数年ほどの間に、ビデオカメラ等の映像機器が劇的に安価かつ高性能になり、更に、スマホの普及やインターネット環境(SNS)の飛躍的な進歩(動画配信等)のよって、映画・映像を撮影・制作する手段が身近なものになりました。このため、映画・映像制作を通して自己表現を目指そうとする学生を中心としたアマチュアのサークルが急増しているのは当然の流れです。
つまり、採算上、発表する『場』が少ないのです。
そこで、『地元の映画祭』だけで終わらせずに、そこでの上映作品のうち、アマチュアの優秀作品に絞り、全国から集めて、コンペ方式で都心の大きな映画館・施設等で『日本アマチュア映画祭』と銘打ってイベントの開催を計画中です。
このようにアマチュアの映画・映像作品の需要と供給(場)をマッチングする仲介役を担えればという思いから本会を設立いたしました。どうぞよろしくお願いいたします。

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